JSTQB
JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、世界各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織の一つとして2005年4月に認定されている。
・日本語名称:国際ソフトウェアテスト資格認定委員会
・運営団体:特定非営利活動法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)
・運営団体の所在地:〒105-0014 東京都港区芝2-29-10 Aフロント芝二丁目ビル 7F
・Webサイト:https://qualification-jstqb.com/examinee/
・「JSTQB認定テスト技術者資格」と「ISTQB認定テスト技術者資格」の違い
JSTQB認定資格とISTQB認定資格との大きな違いとして、以下の2つが挙げられている。
その一つが
JSTQBはシラバスから問題まで全て日本語であり、受験場所も日本国内にある一方で、ISTQBは全て英語で問題が出されていて、海外でも受験が可能となっています。
二つ目は
STQBでは基礎レベル(FL)という基礎に該当するレベルと、上級(AL)という上位レベルの試験を受験可能です。
また上級では「テストマネージャ」と「テストアナリスト」の2種類の試験を受験することができ、基礎レベルと上級2種の計3種類の試験を受けることが可能です。
資格のメリットは4点です。
スキルの証明
JSTQBの資格を持っていると、自分がソフトウェアやデジタル技術に関する専門的な知識を持っていると証明ができます。
これにより、就職や昇進の際に有利になることが多いです。
キャリアの向上
試験に合格することで、自分のキャリアアップにつながります。企業やプロジェクトでの評価が高まる可能性がおおいにあります。
学びの整理
試験準備を通じて、デジタル技術やソフトウェアに関する知識を具体的に学ぶことができます。
これにより、理解が深まり、実務での活用がしやすくなります。
専門知識のアップグレード
試験内容は最新の技術やトレンドを反映しているため、受験することで、最新の知識をつけることができます。
・特徴
STQBはシラバスから問題まで全て日本語であり、受験場所も日本国内です。 一方ISTQBは全て英語で海外でも受験が可能となっています。 言語は日本語と英語で異なりますが、内容に違いはありません。 受験方法については、2022年度より日本での実施方式が変わります。
(実務で役立つ内容が体系的に学べるのが特徴)