ソフトウェアテスト技術者協会

ソフトウェアテスト技術者協会（Association for Software Testing, AST）は、ソフトウェアテストの専門家や愛好者が集まる国際的な団体です。ASTの目的は、ソフトウェアテストの技術や知識を共有し、テスト技術の向上を図ることです。協会は、ワークショップやセミナー、カンファレンスを通じて、メンバーが最新のテスト手法やツールを学ぶ機会を提供しています。また、ソフトウェアテストのプロフェッショナルとしてのキャリアを支援し、業界全体の品質向上に貢献しています。

何年設立
2005年設立
本部がどこ
〒105-0014
東京都港区芝2-29-10　Aフロント芝二丁目ビル 7F
TEL：03-5444-7601　FAX：03-5444-8095
Webサイト、
https://www.aster.or.jp/profile.html

理事長
片山徹郎　　(JaSST担当)

副理事長
大西建児　　(JSTQB担当)
吉澤智美　　(テスト設計コンテスト担当)

理事
秋山浩一　　(教育担当)
安達賢二
池田暁　　　(レジェンドアーカイブ担当)
石川冬樹
大月美佳
大野晋
喜多義弘
榊原彰
佐々木方規　(JSTQB担当)
鈴木三紀夫
高木智彦
高橋寿一
武田春恵　　(教育担当)
中野直樹　　(JaSST担当)
長谷川聡　　(財務担当)
福田里奈　　(JaSST担当)
増田聡　　　(調査研究担当)
松岡正人　　(マーケティング担当)
湯本剛　　　(国際担当)
和田憲明

JSTQB（Japan Software Testing Qualifications Board）ソフトウェアテスト技術者協会の目的
1.資格認定試験の提供
JSTQBは、ソフトウェアテストに関する知識と技術を標準化し、それを評価するための資格試験を提供しています。この資格試験に合格することで、テスト技術者としての基礎的なスキルや知識が国際的に認められることになります。

2.国際標準の普及
JSTQBは、ISTQB（International Software Testing Qualifications Board）と連携し、国際的に認められたテスト技術や知識を日本国内に広める役割を果たしています。これにより、日本のソフトウェア開発における品質基準を国際水準に引き上げることを目指しています。

3.教育とトレーニングの推進
JSTQBは、テスト技術者がそのスキルを向上させるための教育機会やトレーニングを提供しています。これには、セミナーやワークショップの開催などが含まれます。

4.**コミュニティの形成
ソフトウェアテストに関わる専門家同士のネットワークを築き、知識の共有や技術の向上を促進しています。要するに、JSTQBの目的は、テスト技術者が高い水準の知識とスキルを身につけ、日本のソフトウェアの品質を向上させることにあります。

JSTQB（Japan Software Testing Qualifications Board）ソフトウェアテスト技術者協会の特徴
1.国際基準に基づいた資格
JSTQBは、国際的なソフトウェアテスト資格を提供するISTQBの日本支部です。つまり、JSTQBが認定する資格は、世界中で認められる標準的なテスト技術者資格であり、日本だけでなく、他の国々でも通用するスキルを証明できます。

2.日本語での試験実施
ISTQBの試験は通常英語で行われますが、JSTQBは日本語で試験を提供しています。これにより、日本のテスト技術者が母国語で試験を受けられるため、内容をしっかりと理解しながら挑戦できます。

3.基礎から応用までの資格レベル
JSTQBは、テスト技術者の知識と経験に応じて、基礎レベル（Foundation Level）から上級レベル（Advanced Level）までの資格を提供しています。これにより、初心者から経験豊富なプロフェッショナルまで、自分のレベルに合った試験を受けることができます。

4.業界の信頼
JSTQBが提供する資格は、ソフトウェア業界全体で高く評価されており、特にソフトウェア開発や品質保証に携わる企業において、資格取得者は信頼される存在と見なされます。資格を持つことで、就職やキャリアアップにおいて有利になることが多いです。

5.継続的な知識アップデート
JSTQBは、業界の最新トレンドや技術進化に対応するため、シラバスや試験内容を定期的に見直しています。これにより、常に最新の知識を学び、実践することが可能です。これらの特徴から、JSTQBの資格は、日本国内でソフトウェアテストに携わる技術者にとって、非常に価値があるものとなっています。