日本科学技術連盟
日本科学技術連盟(JUSE: Union of Japanese Scientists and Engineers)は、科学技術と品質管理の向上を目的とする日本の非営利団体です。
1946年に設立され、品質管理(QC)活動の推進で広く知られています。JUSEは、品質管理に関する教育や研修、セミナーの開催、標準の策定、研究活動を行い、企業や技術者のスキルアップを支援しています。また、デミング賞(品質管理の国際的な賞)を運営し、品質改善に優れた企業や個人を表彰するなど、日本や世界の品質管理の発展に大きな影響を与えています。
設立:当連盟は、第二次大戦後間もない混乱の続く1946年(昭和21年)に創立し、2016年5月で70年が経過いたしました。
本部:〒163-0704 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング4階東高円寺ビル
本部:〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-2-1大阪事務所
本部:〒530-0003 大阪市北区堂島2-4-27 JRE堂島タワー11階
Wabサイト:https://www.juse.or.jp/#
役員数:10名(うち常勤2名)
職員数:128名(契約職員含む)
賛助会員(法人)数:656社
財団の目的
この法人は、科学技術ならびに経営管理技術の振興に必要な諸事業を総合的に推進し、人材の育成を図り、もって産業と学術・文化の発展に寄与することを目的とする。
「定款 第3条」より
特徴
1.
広範な分野
科学技術全般にわたる広範な分野を対象としており、特定の領域に限定せず、多様な科学技術分野に関わります。 – **他の団体**: 特定の分野(例えば、ソフトウェアテスト、化学、物理学など)に特化している場合が多いです。
2.
活動内容
科学技術に関する全般的な情報提供、イベントの開催、研究支援、ネットワーキングなどを行い、科学技術の発展全体をサポートします。 – **他の団体**: 特定の専門領域において、より深く専門的な活動(例:専門技術の認証、特定分野の教育・訓練など)を行っていることが多いです。
3.
対象
科学技術に関心のある広範な層、研究者、技術者、学生、一般の人々などを対象としています。 – **他の団体**: 特定の職業や業界、技術者グループに特化していることが多いです。
4.
目的
科学技術全般の普及と発展を目指し、全体的な支援と促進を行います。
他の団体
特定の技術や業界の向上や認知度の向上、専門家の育成など、より特化した目的を持つことが多いです。
これらの違いにより、JSTFは科学技術全般に幅広く対応し、広い範囲でのサポートを提供する一方で、他の団体はより専門的で特定の領域に焦点を当てた活動を行っています。