クロスビー(フィリップ・B・クロスビー)

フィリップ・クロスビーとは、テスト関係でいうところの、品質管理と品質保証の専門家である。

品質は無料という考え方を世界に広めた有名なアメリカの営業コンサルタントである。
彼は、品質向上のための費用は長期的なコスト削減につながるとし、「ゼロ・ディフェクト(欠陥ゼロ)」を目指すべきと主張しました。この理論は多くの企業の品質管理に大きな影響を与えている。
フィリップ・クロスビーは、品質運動が経営や製造業を革新する力として盛り上がりを見せ始めた時期に『クオリティ・マネジメント―よい品質をタダで手に入れる法』(Quality is Free)を執筆している。

クロスビーは1926年にウェストバージニア州で生まれて、その後1950年にウェスタンリザーブ大学を卒業している。
死去:2001年8月18日/アメリカ合衆国/フロリダ州/ウィンターパーク
配偶者: ペギー・デイビス・クロスビー (2001年まで)
子女: レイラ・クロスビー、 フィリス・クロスビー・ライト
両親: メアリー・クロスビー、 エドワード・K・クロスビー

ウェスタンリザーブ大学を卒業した後、朝鮮戦争に従軍している。
1952年に組立ラインで働き始め、マーティンマリエッタ社の品質管理マネジャーになり、ZD(ゼロ・ディフェクツ=欠陥をゼロにすること)の概念を開発していて、その後、昇進を重ね、ITT社の品質担当副社長兼ダイレクターを14年間にわたって務めている。

マーティンマリエッタ社の品質管理マネジャーになり、ZD(ゼロ・ディフェクツ=欠陥をゼロにすること)の概念を開発、フィリップ・クロスビーはソフトウェアテストの分野では直接的な貢献は少ないですが、フィリップ・クロスビーの品質管理の理念や手法はソフトウェア開発やテストにも応用されることもある。
フィリップ・クロスビーは「品質管理に重要な理論と実践を提供し、品質改善がコスト削減につながると示した」人物である。

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執筆:クオリティ・マネジメント
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