近年、ソフトウェア開発のプロジェクト全体が低コスト化・短納期化されてきています。プロジェクトの成功に必要な品質目標の達成と共に、生産性や効率性の向上がますます重要視されています。
失敗したプロジェクト事例の多くは、テストプロセスが標準化されていなかったり、適切な品質分析が行われていなかったりする傾向が見られます。具体的な問題点としましては、テスト担当者間での情報共有の欠如や、テスト担当者ごとに作業品質にばらつきが発生し、安定した品質の確保が困難になっていることです。
ソフトウェア開発プロジェクトにおける QCD(品質・コスト・納期)を改善するために、優秀なスタッフの確保や新技術(スキル)の採用にばかり注意が向きがちです。しかし、SQCが提案するのは、テストプロセスにおけるQCDの方針に合わせたプロセス改善(最適化)です。それを可能にするのが、設立当初より組み込み系からエンタープライズ系まで幅広くテストプロセスに関するサービスを提供してきたSQCの経験です。問題点を解決するには、プロセスの改善と、スタッフやスキルを効果的に組み合わせ活用する仕組みの確立が必要だと考えます。
「テストプロセスを改善したい」「品質分析を行いたい」など、お客様はさまざまなご要望をお持ちです。 SQCは、豊富な知見やノウハウに加え、PMBOKやSQuBOKなどのさまざまな知識体系からの要素を取り込んだコンサルティングサービスをお客様に提供します。
また、プロセス改善について「どこから着手すれば良いのか分からない」場合も是非ご相談ください。経験豊富なコンサルタントが、お客様に最適な改善手法を提示します。
SQCのコンサルティングサービスには以下の特徴があります。
SQCでは、独自のチェックリストを用いてスコアリングを行い、テストプロセスの評価とレベルアップのための改善施策案の提示を行います。
品質分析において収集すべきデータの選定から品質の可視化までを行います。 SQCでは、単に不具合分析を行うだけではありません。テストプロセスに起因する不具合をイベントと関連付けて時系列的に整理しながら、多角的な視点で品質を分析します。また、定量分析・定性分析を行い、不具合発生に結びつく要因の特定や、既知の不具合に対する再発防止に向けた改善案を提示します。
不具合数の累計推移グラフ
時系列的にイベント発生と
不具合数との関連を示したグラフ
テストプロセス改善施策案
機能別不具合数のパレート図
A社(パッケージベンダー)
コンサルティングサービス(テストプロセス改善支援)を1ヶ月提供
弊社のようなパッケージベンダーでは「品質管理」がビジネスを行っていく上でとても重要な要素になりますが、弊社の足りないところをダイレクトに伝えてもらい、その上で抽象的な方法論のみならず、弊社に合わせた具体的なアクションまで提案していただきました。今何をし、これから何をすべきかが明確になりました。